今回は装備魔法「竹光」を紹介していきたいと思います!
ぜひ、最後までよろしくお願いします!
「竹光」の特徴
「竹光」は2007年7月21日発売のGLADIATOR'S ASSAULTでカテゴリ化した魔法カードです。
「竹光」装備魔法は以下の共通効果を持っています。
(1):装備モンスターの攻撃力は0アップする。
最初に登場した「折れ竹光」はこの効果しか持っておらず何かしらのサポートカードが登場すると言われており、その後関連カードが登場し「折れ竹光」自身も採用理由が生まれたという過去があります。
このように無意味の効果が記されているカードは珍しく、事実上のフレーバーテキストとなっている珍しいカードです。
「竹光」は「竹光」カードが存在する場合に発動できるカードが多く存在します。
テーマ内のカードが少ないので純構築をするのが不可能ですが、「竹光」カードにはドロー効果や相手の特定のフェイズをスキップする効果を持っており他のテーマと合わせて相手をロックしながら戦っていくテーマです。
「竹光」のテーマカード一覧
黄金色の竹光
通常魔法
(1):自分フィールドに「竹光」装備魔法カードが存在する場合に発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
2枚ドローできるカードです。
発動条件も「竹光」装備魔法が自分フィールドに存在するときと緩く、容易に発動が可能なカードです。
名称ターン1が付いていないのでだぶついても問題ありませんが、手札事故の危険がある点には注意が必要です。
折れ竹光
装備魔法
(1):装備モンスターの攻撃力は0アップする。
装備モンスターの攻撃力を0アップさせる装備魔法です。
全く意味のない効果を持つカードですが、他の「竹光」カードと組み合わせることで力を発揮します。
真刀竹光
装備魔法
(1):装備モンスターの攻撃力は0アップする。
(2):装備モンスターが直接攻撃で戦闘ダメージを与えた時に発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
(3):装備されているこのカードを墓地へ送って発動できる。
デッキから「真刀竹光」以外の「竹光」装備魔法カード1枚を選び、
フィールドの表側表示モンスター1体に装備する。
装備モンスターが相手に戦闘ダメージを与えたときの「サンダー・ボルト」効果を持っています。
直接攻撃ができるモンスターに装備することで簡単に盤面をリセットすることができます。
「サンダー・ボルト」は現在無制限カードとなっているように、モンスターの全体除去は決まっても致命的な打撃を与えることは難しくなっています。
それでも、このカード自身が容易にサーチができるのでコンボを決めやすく特に「閃刀姫-ハヤテ」とは非常に相性がいい組み合わせです。
妖刀竹光
装備魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):装備モンスターの攻撃力は0アップする。
(2):このカード以外の自分フィールドの「竹光」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻し、装備モンスターはこのターン相手に直接攻撃できる。
(3):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「妖刀竹光」以外の「竹光」カード1枚を手札に加える。
墓地へ送られたときデッキから同名カード以外の「竹光」カードをサーチする効果を持っています。
この効果に名称ターン1が付いていないので何回墓地へ送られてもサーチができます。
2枚ドローできる「黄金色の竹光」、相手のドローフェイズをスキップする「魂を吸う竹光」、メインフェイズ1をスキップする「燃え竹光」がサーチ候補の筆頭となるでしょう。
魂を吸う竹光
永続魔法
「竹光」と名のついた装備魔法カードを装備したモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターが相手ライフに戦闘ダメージを与えた場合、
次の相手のドローフェイズをスキップする。
このカードは発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時に破壊される。
「竹光」装備魔法を装備したモンスター1体を選びそのモンスターが相手に戦闘ダメージを与えたとき、次の相手ドローフェイズをスキップする効果を持っています。
直接攻撃できるモンスターを対象にすれば効果の発動自体は簡単にでき、発動後2回目の自分スタンバイフェイズに自壊しますがその時にはすでに勝負が決まっていることがほとんどなので気にしなくてもいいでしょう。
燃え竹光
永続魔法
(1):このカードが既に魔法&罠ゾーンに存在する状態で、
自分が「竹光」カードを発動した場合に発動できる。
次の相手メインフェイズ1をスキップする。
自分が「竹光」カードを発動した時次の相手メインフェイズ1をスキップするという効果を持っています。
発動条件自体はかなりゆるいですが、このカードを活かすなら別のカードでサポートが必須となります。
メインフェイズ1をスキップしてもメインフェイズ2があるので考えなしに採用するのはおすすめしませんが、バトルフェイズをスキップするカードと併用することで実質何もできなくなる驚異のロックが完成します。
「竹光」の強みと弱点
テーマ内のカードを見て「竹光」の強みと弱点についてまとめてみました!
「竹光」の強み
「竹光」の強みは比較的簡単に相手をロックできる点です。
パーツさえ引ければドローロック、メインフェイズ1をスキップ、後攻時なら直接攻撃、相手モンスターの全体除去をすることができます。
中でも「聖騎士の追想 イゾルデ」とは相性が良く「聖騎士の追想 イゾルデ」でデッキから「妖刀竹光」を墓地へ送り「焔聖騎士-リナルド」をリクルートしその効果で「妖刀竹光」をサルベージすることでさらなるサーチも狙えます。
「竹光」の弱点
「竹光」の弱点は特定のカードに依存するのでマストカウンターが分かりやすい点です。
「竹光」に刺さるカードを採用しておけば比較的容易に突破できますが、それは逆に言えば対策カードを入れていなければ詰んでしまうという事の裏返しです。
また、「竹光」は低速デッキなので高速デッキ相手には劣勢を強いられてしまいます。
除去を多用するデッキにも劣勢に立たされてしまい、立て直しが難しくなるでしょう。
永続魔法に依存するので「ナチュル・ビースト」や「ホルスの黒炎竜」などは天敵で、何もできずに敗北しかねません。
採用率の高かった「王宮の勅命」が禁止カードとなりましたが、それでも厳しいのには変わりないので様々なメタカードを採用したりするのがいいでしょう。
相性のいいテーマを紹介
閃刀姫
「閃刀姫」は墓地に魔法カードがあることが重要となるテーマなので、墓地に魔法カードが溜まりやすい「竹光」と相性が非常に良くなっています。
手札事故の危険が高くなるという弱点はありますが、一度デッキが回り始めれば手が付けられなくなるでしょう。
地縛神 Chacu Challhua採用型ロックデッキ
「地縛神 Chacu Challhua」を中心としたロックデッキにも相性がとてもいいです。
このデッキは元は「チャルアイーター」という名で「タイムイーター」と「ミラクルフリッパー」とのコンボでメインフェイズ1とバトルフェイズをスキップするというデッキでした。
ただ、この構築では「タイムイーター」と「ミラクルフリッパー」の2体を揃えるのが難しく、その点「竹光」では手軽にロックを決めることが可能となっています。
さすがにマッチ戦で勝つのは厳しいですが、シングル戦では相手の意表を突くこともできるなかなか面白いデッキです。
エクゾディア
「黄金色の竹光」が2枚ドローできることを活かして大量ドローで「エクゾディア」を揃えるというデッキです。
手札事故の危険が高くなるので採用枚数は好みで調整するといいですよ。
まとめ
ここまで、「竹光」についての紹介でした!
「竹光」はほとんど使われることはありませんが、「エクゾディア」デッキで勝ちたいなら「竹光」を採用するのはおすすめですよ!
では、最後までお読みいただきありがとうございました!