今回は2019年8月3日発売された「デッキビルドパック ミスティック・ファイターズ」で初登場した【ジェネレイド】というテーマを紹介していきます。
「PHOTON HYPERNOVA」で「王の呪 ヴァラ」と「影の王 レイヴァーテイン」が新登場することが決まり、強化されたのでより戦いやすくなりました!
ぜひ、最後までよろしくお願いします。
【ジェネレイド】の特徴
「ジェネレイド」は「王の影 ロプトル」と「ジェネレイドトークン」以外はレベル9またはランク9で統一されています。
「王の影 ロプトル」と「ジェネレイドトークン」はレベル4で攻撃力、守備力が1500で統一されています。
「ジェネレイド」最上級モンスターは「王の呪 ヴァラ」以外は全て「ジェネレイド」モンスターか自分と同じ種族のモンスターを指定する効果、またはリリースして効果を発動する効果を持っています。
「ジェネレイドモンスター」の固有効果一覧はこちらです。
モンスター | 属性 | 種族 | 固有効果 | コスト |
鉄の王 ドヴェルグス | 地 | 機械族 | ジェネレイドモンスターか自身と同じ種族のモンスターを特殊召喚 | 任意 |
氷の王 ニードヘッグ | 水 | 幻竜族 | 相手モンスターの特殊召喚を無効にして破壊する | 1体 |
死の王 ヘル | 闇 | アンデット族 | ジェネレイドモンスターか自身と同じ種族のモンスターを墓地から蘇生 | 1体 |
剣の王 フローディ | 風 | 戦士族 | モンスターを破壊する、条件を満たせば相手はドロー | 任意 |
轟の王 ハール | 闇 | 魔法使い族 | カードの効果の発動を無効にして破壊 | 2体 |
虚ろの王 ウートガルザ | 光 | 岩石族 | フィールドのカード1枚を除外 | 2体 |
光の王 マルデル | 光 | 植物族 | ジェネレイドモンスターか自身と同じ種族のモンスターをサーチ | 無し |
炎の王 ナグルファー | 炎 | 獣戦士族 | ジェネレイドモンスターか自身と同じ種族のモンスターを破壊の身代わりにできる | 無し |
このように「ジェネレイド」モンスターは属性、種族がバラバラで一部の「ジェネレイド」モンスターは、自分と同じ種族のデッキに出張させることも可能な汎用性がある効果を持っています。
特に、「光の王 マルデル」は植物族デッキでは「ローンファイア・ブロッサム」から簡単に出せる万能な汎用サーチカードとなります。
また、全ての「ジェネレイド」モンスターは
「同名カードを1枚しか表側表示で存在できない」
という制約が付いています。
「ジェネレイド」カードには相手またはお互いにドローさせる効果を持っているカードが数多くあります。
普通はデメリットになりますが、「ジェネレイド」デッキは相手がドローすることで展開していくので、それらのコンボへと繋げることができます。
【ジェネレイド】のテーマカード一覧
王の影 ロプトル(ジェネレイド・シャドウ ロプトル)
効果モンスター 星4/炎属性/天使族/攻1500/守1500 このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):「王の影 ロプトル」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。 (2):自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターの攻撃力・守備力は相手ターンの間1000アップする。 (3):自分・相手のメインフェイズに、 自分フィールドの「ジェネレイド」モンスター1体をリリースして発動できる。 そのモンスターとはカード名が異なるレベル9の 「ジェネレイド」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。 |
デッキから任意の【ジェネレイド】モンスターをリクルートできるモンスターです。
「王の舞台」があれば1枚でロプトル+任意の【ジェネレイド】モンスターを出すことができ、自身をコストにして「光の王 マルデル」をリクルートすれば「王の舞台」へアクセスできます。
よほどの理由がないかぎり基本はフル投入がおすすめです。
また、相手ターンに【ジェネレイド】モンスターの攻撃力、守備力を1000アップできるので戦闘に強くなる点も魅力です。
虚の王 ウートガルザ
効果モンスター 星9/光属性/岩石族/攻2200/守2700 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):「虚の王 ウートガルザ」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。 (2):自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたは岩石族モンスターを合計2体リリースし、 フィールドのカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを除外する。 この効果は相手ターンでも発動できる。 |
フィールドのカード1枚を除外する効果を持っています。
コストに2体要求されますが、「王の舞台」のトークン生成を利用すれば実質ノーコストで妨害を打つことができるのでそこまで気にならないでしょう。
魔法、罠カードも対象にできるので墓地効果の発動を封じることもできます。
鉄の王 ドヴェルグス
効果モンスター 星9/地属性/機械族/攻1500/守2500 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):「鉄の王 ドヴェルグス」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。 (2):自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたは機械族モンスターを任意の数だけリリースして発動できる。 リリースした数だけ、リリースしたモンスターとはカード名が異なる、 「ジェネレイド」モンスターまたは機械族モンスターを手札から守備表示で特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。 この効果は相手ターンでも発動できる。 |
指定されたモンスターを任意の数リリースし、リリースした数だけ手札から【ジェネレイド】モンスターまたは機械族を特殊召喚する効果を持っています。
似た効果を持つ「死の王 ヘル」と違い手札から特殊召喚できる点、複数体特殊召喚できる点で差別化できます。
ただ、手札消費が激しいので乱発は避けましょう。
特殊召喚するモンスターは機械族でもいいので機械族デッキへ出張させれば主軸として運用できますよ。
氷の王 ニードヘッグ
効果モンスター 星9/水属性/幻竜族/攻2100/守2600 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):「氷の王 ニードヘッグ」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。 (2):相手がモンスターを特殊召喚する際に、 自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたは幻竜族モンスター1体をリリースして発動できる。 その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。 |
相手がモンスターを特殊召喚する際に指定したモンスター1体をコストにその特殊召喚を無効にし破壊する効果を持っています。
対象にとらないので効果が通りやすく「虚ろの王 ウートガルザ」や「轟の王 ハール」で対処できないカードに打つのがおすすめです。
ちなみに、このカードで無効にできるのはシンクロ召喚やリンク召喚、「雷仙神」などのチェーンを組まない特殊召喚です。
「死者蘇生」などの効果で特殊召喚する際は無効にできないのでご注意ください。
王の呪 ヴァラ(ジェネレイド・セイズ ヴァラ)
効果モンスター 星9/炎属性/天使族/攻2500/守2500 このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。 (1):「王の呪 ヴァラ」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。 (2):このカードが手札・墓地に存在する場合、 手札から他の「ジェネレイド」カード1枚を墓地へ送って発動できる。 このカードを特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。 (3):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。 自分の手札・墓地から「王の呪 ヴァラ」以外の「ジェネレイド」モンスター1体を選んで特殊召喚する。 |
【ジェネレイド】の新規カードで手札から他の【ジェネレイド】カードを捨てて手札、墓地から特殊召喚できる効果を持っています。
【ジェネレイド】は手札にだぶつくと何もできないという弱点があったので、それを解消できるこのカードは非常に優秀です。
発動後、フィールドから離れたときは除外されてしまいますが、このカードをエクシーズ素材とすれば除外されないので使いまわしができるようになりますよ。
また、このカードが特殊召喚に成功した場合に手札、墓地から同名カード以外の【ジェネレイド】モンスターを特殊召喚できます。
(2)の効果で捨てたモンスターを特殊召喚すれば実質ノーコストとなり効果も無駄になりにくいです。
死の王 ヘル
効果モンスター 星9/闇属性/アンデット族/攻 800/守2800 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):「死の王 ヘル」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。 (2):自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたはアンデット族モンスター1体をリリースし、 そのモンスターとはカード名が異なる自分の墓地の、 「ジェネレイド」モンスターまたはアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。 この効果は相手ターンでも発動できる。 |
指定されたモンスター1体をリリースしカード名が異なる【ジェネレイド】モンスターかアンデット族1体を特殊召喚する効果を持っています。
ドヴェルグスと同じく展開ができるモンスターで、デッキ内の【ジェネレイド】を使い切っても蘇生して使いまわすことができます。
蘇生先はサーチできる「光の王 マルデル」や除去ができる「剣の王 フローディ」、「虚ろの王 ウートガルザ」を出すことでアドバンテージを稼ぐことができます。
剣の王 フローディ
効果モンスター 星9/風属性/戦士族/攻2500/守2000 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):「剣の王 フローディ」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。 (2):自分フィールドの、「ジェネレイド」モンスターまたは戦士族モンスターを任意の数だけリリースし、 その数だけフィールドのモンスターを対象として発動できる。 そのモンスターを破壊する。 その後、破壊された相手フィールドのモンスターの数だけ相手はデッキからドローできる。 この効果は相手ターンでも発動できる。 |
指定されたモンスターを任意の数リリースしその数だけフィールドのモンスターを破壊し、その数だけ相手はドローする効果を持っています。
破壊した数だけ相手にドローさせてしまいますが、フリーチェーンで発動できる効果で一度に複数体破壊できるので優秀な除去要員です。
デメリットも「王の舞台」や「轟の王 ハール」の効果発動のトリガーとなるので、なるべくこれらがあるときに発動するのがいいでしょう。
轟の王 ハール
効果モンスター 星9/闇属性/魔法使い族/攻3000/守3000 このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):「轟の王 ハール」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。 (2):1ターンに1度、相手がドローフェイズ以外で デッキからカードを手札に加えた場合に発動できる。 相手は自身の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送らなければならない。 (3):魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、 自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたは 魔法使い族モンスターを合計2体リリースして発動できる。 その発動を無効にし破壊する。 |
カードの効果の発動を無効にし破壊する効果を持っています。
無効の範囲が広く出しておくだけで相手をけん制できます。
ステータスが高いので場持ちがよく、「王の舞台」からのコンボで出すモンスターの筆頭です。
また、相手がドローフェイズ以外でデッキからカードを手札に加えたときに、相手自身に手札、フィールドのモンスター1体を墓地送りを強要する効果も持っています。
墓地へ送るカードは相手が選びますが、プレイヤーに対する効果なので効果を受けないモンスターも除去できる優秀なモンスターです。
光の王 マルデル
効果モンスター 星9/光属性/植物族/攻2400/守2400 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):「光の王 マルデル」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。 (2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。 「光の王 マルデル」以外の、「ジェネレイド」カード1枚または植物族モンスター1体をデッキから手札に加える。 |
【ジェネレイド】カードか植物族モンスターをサーチする効果を持っています。
【ジェネレイド】デッキではキーカードの「王の舞台」をサーチできるので、初動で出せるように積極的に狙っていきたいところです。
最上級モンスターですが、「王の影 ロプトル」や「ローンファイア・ブロッサム」で簡単に出すことができ、最悪「星遺物の胎導」でも出すことができます。
植物族デッキへ出張させるのもいいでしょう。
効果の発動後は実質バニラとなるので、各種素材として使ったりして墓地へ落し「死の王 ヘル」で蘇生して使いまわしたいところです。
炎の王 ナグルファー
効果モンスター 星9/炎属性/獣戦士族/攻3100/守 200 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):「炎の王 ナグルファー」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。 (2):自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊される場合、 代わりに自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターまたは獣戦士族モンスター1体を破壊できる。 |
自分フィールドのカードが戦闘、効果で破壊されるとき、代わりに自分フィールドの【ジェネレイド】モンスターか獣戦士族1体を破壊できる効果を持っています。
身代わり効果は1ターンに1度のみですが、相手の「ハーピィの羽根帚」などにチェーンして「王の影 ロプトル」でこのカードを特殊召喚して身代わり効果を使うことで相手の意表を突くこともできます。
攻撃力が3100と【ジェネレイド】モンスターの中で最も高いので、1枚入れておくだけで相手の制圧モンスターを戦闘破壊して除去できる可能性が高まります。
影の王 レイヴァーテイン
エクシーズ・効果モンスター ランク9/炎属性/天使族/攻2500/守2500 レベル9モンスター×2体以上 (1):「影の王 レイヴァーテイン」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。 (2):相手フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は1000ダウンする。 (3):自分・相手ターンに、X召喚したこのカードをリリースして発動できる。 EXデッキから天使族モンスター以外の「ジェネレイド」Xモンスター1体を特殊召喚する。 その後、このカードが持っていたX素材の数まで、 自分または相手の、 フィールド・墓地のカードを選んでこの効果で特殊召喚したモンスターの下に重ねてX素材にできる。 |
相手モンスターの永続的な弱体化効果、x召喚した自身をリリースし天使族以外の【ジェネレイド】Xモンスター1体を特殊召喚する効果を持っています。
【ジェネレイド】モンスターは単体でもステータスが高いモンスターが多いので、相手は戦闘で突破がしづらくなります。
(3)の効果では天使族以外の【ジェネレイド】Xモンスターを特殊召喚し、このカードが持っていたX素材の数だけお互いのフィールド、墓地のカードを選んで特殊召喚したモンスターのX素材にできます。
この効果は対象にとらないので防ぐのが難しく、墓地のカードもX素材にできるので相手の墓地利用を封じるという使い方もできます。
総じてこのカードの登場により【ジェネレイド】はより制圧力が高まり戦いやすくなります。
永の王 オルムガンド
エクシーズ・効果モンスター ランク9/地属性/爬虫類族/攻 ?/守 ? レベル9モンスター×2体以上 このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):「永の王 オルムガンド」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。 (2):このカードの元々の攻撃力・守備力は、このカードのX素材の数×1000になる。 (3):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。 お互いは、それぞれデッキから1枚ドローする。 その後、ドローしたプレイヤーは自身の手札・フィールドのカードを1枚選び、 このカードの下に重ねてX素材とする。 この効果は相手ターンでも発動できる。 |
X素材を1つ取り除きお互いは1枚ドローしその後ドローしたプレイヤーは自身の手札、フィールドのカード1枚をこのカードのX素材にする効果を持っています。
相手にもドローを許してしまいますが、その後に不要なカードをX素材にするという形で手札交換ができる優秀効果を持っています。
X素材の数だけステータスを上げることができるので戦闘にも強いモンスターです。
ただ、相手も手札交換ができてしまうので注意が必要です。
効果自体は強いのですが【ジェネレイド】はEXデッキを使わなくても戦えるので長らくこのカードが採用されにくかったですが、「影の王 レイヴァーテイン」の登場で採用意義があるカードとなりました。
王の試練(ジェネレイド・クエスト)
通常魔法 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):手札の「ジェネレイド」モンスター1体を相手に見せ、 デッキから「王の試練」以外の「ジェネレイド」魔法・罠カードを 2枚まで手札に加える(同名カードは1枚まで)。 その後、見せたカードをデッキの一番下に戻す。 |
手札の【ジェネレイド】モンスター1体をデッキボトムに戻し、デッキの【ジェネレイド】魔法、罠カードをサーチする効果を持っています。
【ジェネレイド】は「王の舞台」が無ければ何もできないので、それをサーチできるこのカードは必須級のカードです。
ただ、【ジェネレイド】魔法、罠カードは「王の舞台」と「王の襲来」以外は採用意義が乏しいので、採用枚数には気をつける必要があります。
王の報酬(ジェネレイド・リワード)
永続魔法 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分フィールドにトークンが存在する限り、 相手は「ジェネレイド」効果モンスターを攻撃対象に選択できない。 (2):「ジェネレイド」効果モンスターが戦闘で破壊された場合に発動する。 相手はデッキから1枚ドローする。 |
トークンが存在する限り相手は【ジェネレイド】効果モンスターを攻撃対象にできない効果、【ジェネレイド】効果モンスターが戦闘で破壊された場合に相手は1枚ドローする強制効果を持っています。
そもそも【ジェネレイド】モンスターはステータスが高いので、このカードを使わなくとも戦闘破壊されにくいです。
また、(2)の効果は「王の舞台」や「轟の王 ハール」の効果の発動のトリガーとなるかと思いきや、この2枚はダメージステップでは発動できないので正真正銘のデメリットしかない効果になっています。
まるで設計ミスとしか言えないでしょう。
王の舞台(ジェネレイド・ステージ)
フィールド魔法 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):1ターンに1度、相手がデッキからカードを手札に加えた場合に発動できる。 デッキから「ジェネレイド」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。 (2):相手ターンに、自分が「ジェネレイド」モンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。 自分フィールドに「ジェネレイドトークン」(天使族・光・星4・攻/守1500)を 可能な限り攻撃表示で特殊召喚する。 このトークンはエンドフェイズに破壊される。 |
相手がデッキからカードを手札に加えたときにデッキから【ジェネレイド】モンスター1体をリクルートする効果、相手ターンに自分が【ジェネレイド】モンスターを特殊召喚した場合に自分フィールドに「ジェネレイドトークン」を可能な限り特殊召喚する効果を持っています。
このカードは【ジェネレイド】デッキのキーカードでこのカードが無ければ非常に苦しい戦いを強いられるので、このカードをサーチできるサーチカードはなるべく多く積んでおくのが重要です。
デッキの1/3をこのカードおよびサーチカードにすることで、90%以上の確率で初手にこのカードおよびサーチカードを手札に握ることができます。
王の憤激(ジェネレイド・バイト)
通常罠 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分フィールドの「ジェネレイド」モンスターを任意の数だけリリースし、 自分フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。 リリースした数だけ自分の手札・フィールド・墓地から、 リリースしたモンスター以外の「ジェネレイド」モンスターを選び、 対象のモンスターの下に重ねてX素材とする。 |
自分フィールドの【ジェネレイド】モンスターを任意の数リリースし、自分フィールドのXモンスターにリリースした数と同じ枚数X素材を補充する効果を持っています。
「影の王 レイヴァーテイン」の登場で採用意義は出ましたが、そもそもこのカードのコストが重く正直なところ他のカードに枠を割いた方がいいでしょう。
王の襲来(ジェネレイド・バトル)
通常罠 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分のデッキ・墓地から「ジェネレイド」フィールド魔法カード1枚を選んで発動する。 その後、相手はデッキから1枚ドローする。 |
デッキ、墓地から【ジェネレイド】フィールド魔法を発動し相手は1枚ドローする効果を持っています。
現状該当カードは「王の舞台」のみで「王の舞台」を発動した後に相手にドローさせるので、実質デメリットがメリットとなります。
墓地からも発動できるので除外されない限り「王の舞台」を用意し続けることができます。
基本はフル投入必須となるカードです。
王の支配(ジェネレイド・テリトリー)
永続罠 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):自分の「ジェネレイド」カードの効果の発動にチェーンして 相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、 手札を1枚捨てて発動できる。 その相手の効果は「お互いのプレイヤーは、それぞれデッキから1枚ドローする」となる。 |
自分の【ジェネレイド】カードの効果の発動にチェーンして相手が効果を発動した時、手札1枚をコストにその効果を「お互いは1枚ドローする」に変える効果を持っています。
相手への妨害に使えるカードですが正直言うとこのカードを採用するくらいなら、「王の舞台」をサーチできるカードを採用した方がいいでしょう。
手札事故の可能性が高くなってしまいます。
【ジェネレイド】の強みと弱点
テーマ内のカードを見て【ジェネレイド】の強みと弱点についてまとめてみました!
【ジェネレイド】の強み
【ジェネレイド】の強みは「王の舞台」を維持できれば毎ターンアドバンテージを稼げるところです。
相手ターンにロプトルから「轟の王 ハール」を出して制圧したり、「光の王 マルデル」でサーチして手札増強もできるので「王の舞台」を維持できればどんどん相手とのリソースを広げることができます。
「鉄の王 ドヴェルグス」や「死の王 ヘル」など展開方法も豊富で「星遺物の胎導」や「トリアス・ヒエラルキア」を使えば一気に制圧力を高めることができます。
また、出張性能が高いので他の特定の種族デッキでも活躍が期待できますよ。
【ジェネレイド】の弱点
【ジェネレイド】はフィールド魔法「王の舞台」が無ければ戦えないので、このカードおよびサーチカードを引けなければ初動が大きく遅れてしまいそのまま敗北しかねません。
「王の舞台」に「サイクロン」や「灰流うらら」、「幽鬼うさぎ」を打たれただけで機能不全に陥ってしまいます。
【ジェネレイド】モンスターはレベル9で単体では手札にあってもなにもできないので、複数枚引いてしまう手札事故もかなり苦しくなります。
メインデッキで戦うことができるのでEXデッキを封じられても大きな問題とはなりづらいですが、マストカウンターがはっきりしすぎているので対処がしやすいのが大きな弱点です。
また、「ジェネレイドトークン」は攻撃表示で出すので複数回攻撃できる「超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ」などは天敵です。
対処できないのならあえてトークンを生成しないというのも選択肢に入ります。
【ジェネレイド】と相性のいいテーマを紹介
【ジェネレイド】は「王の舞台」と適当な【ジェネレイド】モンスターを出張させるだけでデッキが成立してしまうほど出張性能が高いです。
そのため、自分の好きな種族に入れてみるのもいいでしょう。
「天威」、「幻竜族」
幻竜族の「氷の王 ニードヘッグ」を「天威」に出張させたデッキです。
「天威の龍仙女」は墓地の幻竜族を蘇生する効果を持っているので、ニードヘッグを使いまわすことで高い制圧力を発揮できます。
また、「ジェネレイドトークン」は通常モンスターなので、相手ターン限定ですが「天威無双の拳」で妨害もでき、「天威龍-ナハタ」で相手モンスターを弱体化させることもできるので相性は非常にいい組み合わせです。
「天威龍-アーダラ」を採用すればシンクロ召喚も行えるので戦術の幅が広がります。
「機械族」軸
任意の機械族を手札から特殊召喚できる「鉄の王 ドヴェルグス」は機械族デッキに出張させることもできます。
最上級モンスターですが、地属性、機械族サポートカードでは「緊急ダイヤ」があるので非常に出しやすいのが特徴です。
構築も地属性に寄せれば手札事故も減らせます。
まとめ
ここまで、【ジェネレイド】についての紹介でした!
かつてはレベル9、ランク9デッキはサポートカードが少なくデッキを組みづらかったですが、10期になってサポートカードが複数登場したことでようやくデッキとして戦うことができるようになったデッキでもあります。
ただ、強力な制圧効果を持つ「真竜皇 V.F.D」が禁止カードとなってしまったので、デッキ構成を大きく見直す必要が出てしまった過去もあります。
しかし、【ジェネレイド】は単体でも高性能なカードが多くEXデッキを封じられてもそれなりに戦うことができるので、構築次第ではかなり強くなりますよ。
では、最後までお読みいただきありがとうございました!