今回はいろんなデッキに出張できる汎用性を誇る「召喚獣」について紹介したいと思います!
ぜひ、最後までよろしくお願いします!
「召喚獣」の特徴
「召喚獣」は2016年11月12日発売のブースターSP-フュージョン・エンフォーサーズ-でカテゴリ化されたテーマです。
融合召喚テーマで属する融合モンスターは全て「召喚師アレイスター」または「召喚獣」モンスターを融合素材に指定しています。
また、「召喚獣エリュシオン」と「召喚獣アウゴエイデス」以外は「召喚師アレイスター」と自信と同じ属性のモンスターを融合素材に指定しています。
テーマ内の必須カードが少なく済みデッキを圧迫しないのが特徴です。
そのため、高い汎用性を誇り登場直後からいろんなデッキに出張されています。
過去には「召喚師アレイスター」と「召喚獣メルカバー」が制限カードを経験しており、準制限カードだった「暴走魔方陣」が2022年10月に制限解除されたのでより安定性が高まりました。
ちなみに、「召喚獣」の名前の由来は召喚の英語名に由来する単語「invoke」からとられています。
「召喚獣」の弱点
全体除外
「召喚獣」のギミックは除外された「召喚師アレイスター」と墓地へ送られた「召喚魔術」が必須となります。
そのため、「召喚魔術」を除外されると「召喚師アレイスター」を回収する手段がなくなってしまい動けなくなってしまいます。
「マクロコスモス」や「電脳堺狐-仙々」は天敵と言えるでしょう。
サーチ封じ
「召喚獣」は「召喚師アレイスター」で「召喚魔術」をサーチして展開していきます。
そのため、サーチを封じるカードは天敵です。
特に、「ライオウ」や「超雷龍-サンダー・ドラゴン」は天敵で「召喚魔術」が無ければ純構築では突破が困難となってしまいます。
相性のいいカードを紹介
「閃刀姫」
「閃刀姫」リンクモンスターは属性がばらばらとなっているので「閃刀機-ホーネットビット」1枚で召喚権を使わず様々な「召喚獣」融合モンスターを出すことができます。
「閃刀」魔法カードは汎用性が高いカードが多く存在するので「閃刀姫」ギミックを採用して妨害を構えるのもいいでしょう。
「閃刀姫」は打点が低いのでそこをカバーできる「召喚獣」とは非常に相性のいい組み合わせとなっています。
「ルドラの魔導書」
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):「ルドラの魔導書」以外の自分の手札・フィールドの「魔導書」カード1枚
または自分フィールドの魔法使い族モンスター1体を墓地へ送り、
自分はデッキから2枚ドローする。
魔法使い族の「召喚師アレイスター」をコストにして2枚ドローできます。
「召喚魔術」の墓地融合もあり実質ノーコストで2枚ドローできる万能ドローソースです。
「ワンダー・ワンド」
装備魔法
魔法使い族モンスターにのみ装備可能。
(1):装備モンスターの攻撃力は500アップする。
(2):装備モンスターとこのカードを自分フィールドから墓地へ送って発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
こちらも「ルドラの魔導書」と同じくドローソースとして利用できます。
ブリリアント・フュージョン
永続魔法(制限カード)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時に、
自分のデッキから「ジェムナイト」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体を、攻撃力・守備力を0にしてEXデッキから融合召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
(2):1ターンに1度、手札の魔法カード1枚を捨てて発動できる。
このカードの効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力は相手ターン終了時まで元々の数値分アップする。
召喚権を増やしつつ墓地肥やしができるカードです。
主な展開方法はこちらです。
展開方法
- 「ブリリアント・フュージョン」を発動しデッキから「ジェムナイト」モンスターと光属性を墓地へ送り「ジェムナイト・セラフィ」を融合召喚。
- 「ジェムナイト・セラフィ」の効果で増えた召喚権を使い「召喚師アレイスター」を召喚しデッキから「召喚魔術」をサーチ。
- 「ジェムナイト・セラフィ」と「召喚師アレイスター」を素材に「暴走召喚師アレイスター」をリンク召喚。
- 「召喚魔術」を発動し墓地の地属性「ジェムナイト」と「召喚師アレイスター」を除外し「召喚獣メガラニカ」を融合召喚。
- 「召喚魔術」の(2)の効果を使い除外された「召喚師アレイスター」を回収。
- 「召喚師アレイスター」を通常召喚しデッキから「召喚魔術」をサーチ。
- 「召喚魔術」を発動し「召喚師アレイスター」と墓地の光属性を除外し「召喚獣メルカバー」を融合召喚。
この方法により「召喚師アレイスター」と「ブリリアント・フュージョン」2枚初動で「召喚獣」2体と「暴走召喚師アレイスター」1体の布陣を作れます。
手札があれば「暴走召喚師アレイスター」の効果でさらに「召喚魔術」か「法の聖典」をサーチできます。
「召喚獣メルカバー」の前にリンク3の「トロイメア・ユニコーン」を出して相手のカードを除去することができます。
光属性モンスターを「エレメントセイバー・ラパウィラ」にすれば任意の属性の「召喚獣」を融合召喚できます。
また、「Emトリック・クラウン」にすればリンク4のモンスターを出すことができ、「アクセスコード・トーカー」や「ヴァレルソード・ドラゴン」などを出して勝負を決めることもできます。
「召喚獣」のテーマカード一覧
モンスター
召喚師アレイスター
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1000/守1800
(1):このカードを手札から墓地へ送り、
自分フィールドの融合モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで1000アップする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが召喚・リバースした場合に発動できる。
デッキから「召喚魔術」1枚を手札に加える。
EXデッキのモンスター
暴走召喚師アレイスター
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/魔法使い族/攻1800
【リンクマーカー:左下/右下】
種族と属性が異なるモンスター2体
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「召喚師アレイスター」として扱う。
(2):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、
融合モンスターが融合召喚された場合に発動できる。
手札を1枚選んで捨て、デッキから「召喚魔術」または「法の聖典」1枚を手札に加える。
(3):表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
デッキから「魔法名-「大いなる獣」」1枚を手札に加える。
召喚獣アウゴエイデス
融合・効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2000/守2800
「召喚師アレイスター」+融合モンスター
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、または相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合、
相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
(2):1ターンに1度、自分の墓地から融合モンスター1体を除外して発動できる。
このカードの攻撃力は相手ターン終了時まで、除外したモンスターの攻撃力の数値分アップする。
召喚獣エリュシオン
融合・効果モンスター
星10/光属性/天使族/攻3200/守4000
「召喚獣」モンスター+エクストラデッキから特殊召喚されたモンスター
このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカードの属性は「闇」「地」「水」「炎」「風」としても扱う。
(2):1ターンに1度、自分のフィールド・墓地の「召喚獣」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスター及びそのモンスターと同じ属性を持つ相手フィールドのモンスターを全て除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
召喚獣カリギュラ
融合・効果モンスター
星4/闇属性/獣族/攻1000/守1800
「召喚師アレイスター」+闇属性モンスター
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
その間はお互いに、それぞれ1ターンに1度しかモンスターの効果を発動できず、
それぞれバトルフェイズにモンスター1体でしか攻撃できない。
召喚獣コキュートス
融合・効果モンスター
星6/水属性/ドラゴン族/攻1800/守2900
「召喚師アレイスター」+水属性モンスター
(1):このカードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(2):このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。
その場合、攻撃力の数値を適用してダメージ計算を行う。
召喚獣プルガトリオ
融合・効果モンスター
星7/炎属性/悪魔族/攻2300/守2000
「召喚師アレイスター」+炎属性モンスター
(1):このカードの攻撃力は、相手フィールドのカードの数×200アップする。
(2):このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃でき、
守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
召喚獣メガラニカ
融合モンスター
星8/地属性/岩石族/攻3000/守3300
「召喚師アレイスター」+地属性モンスター
召喚獣メルカバー
融合・効果モンスター
星9/光属性/機械族/攻2500/守2100
「召喚師アレイスター」+光属性モンスター
(1):1ターンに1度、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、
そのカードと同じ種類(モンスター・魔法・罠)の手札を1枚墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし除外する。
召喚獣ライディーン
融合・効果モンスター
星5/風属性/戦士族/攻2200/守2400
「召喚師アレイスター」+風属性モンスター
(1):1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
魔法カード
召喚魔術
通常魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを手札から墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
「召喚獣」融合モンスターを融合召喚する場合、
自分フィールド及び自分・相手の墓地のモンスターを除外して融合素材とする事もできる。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
除外されている自分の「召喚師アレイスター」1体を対象として発動できる。
墓地のこのカードをデッキに戻し、対象のモンスターを手札に加える。
法の聖典
速攻魔法
「法の聖典」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「召喚獣」モンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターと元々の属性が異なる「召喚獣」モンスター1体を
融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
暴走魔法陣
フィールド魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
デッキから「召喚師アレイスター」1体を手札に加える事ができる。
(2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
融合モンスターを融合召喚する効果を含む効果を自分が発動した場合、
その発動は無効化されず、その融合召喚成功時に相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
罠カード
魔法名-「大いなる獣」(まほうめい ト・メガ・セリオン)
通常罠
(1):除外されている自分の「召喚獣」モンスターを任意の数だけ
対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
まとめ
ここまで、「召喚獣」についての紹介でした!
「召喚獣」単体では必須カードが少ないこともあり純構築ができませんが、登場直後から「~召喚獣」のようにいろんなデッキで出張していて大活躍しています。
多くのデッキに出張できるので「召喚獣」パーツは一通り持っておくのがおすすめですよ!
では、最後までお読みいただきありがとうございました!