この記事では汎用性の高い、持っていて損はないレベル10のシンクロモンスターをまとめました!
これからデッキを作る皆さんのデッキ構築の参考になればと思います!
選考基準について
この記事で紹介している汎用シンクロモンスターの基準を紹介します。
この中のいずれかが満たせれば採用しています。
- 素材の縛りが緩い
- 効果が強力(相手のカードを除去、なんでも無効など)
- 特定のカードを指定しない属性、種族サポートなど多くのデッキで採用がしやすいカード
この記事で上げたモンスターは持っておいて損はない便利なカードです。
汎用性が高くいろんなデッキで活躍してくれることでしょう。
単体では活躍しなくてもコンボパーツとして優秀なカードも紹介することがあります。
ぜひ最後までよろしくお願いします。
汎用レベル10シンクロモンスター
フルール・ド・バロネス
シンクロ・効果モンスター
星10/風属性/戦士族/攻3000/守2400
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2):このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、
魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(3):お互いのスタンバイフェイズに、自分の墓地のレベル9以下のモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを持ち主のEXデッキに戻し、そのモンスターを特殊召喚する。
フィールドのカードを1枚破壊する効果、カードの効果の発動を無効にできる効果、スタンバイフェイズに自身をデッキに戻し墓地からレベル9以下のモンスターを特殊召喚する効果を持つモンスターです。
強力な制圧効果を持っているのでレベル10のシンクロ召喚ができるデッキなら必須級のモンスターです。
先行で出しても十分な働きをしてくれます。
ブラッド・ローズ・ドラゴン
シンクロ・効果モンスター
星10/炎属性/ドラゴン族/攻3200/守2400
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。
お互いの墓地のカードを全て除外する。
このカードが「ブラック・ローズ・ドラゴン」または
植物族Sモンスターを素材としてS召喚していた場合、
さらにこのカード以外のお互いのフィールドのカードを全て破壊できる。
(2):カードを破壊する効果を相手が発動した時、
このカードをリリースして発動できる。
その発動を無効にする。
その後、自分のEXデッキ・墓地から「ブラック・ローズ・ドラゴン」1体を選んで特殊召喚できる。
シンクロ召喚時にお互いの墓地のカードをすべて除外し条件を満たせば全体除去する効果、
カードを破壊する効果が発動したときに自身をリリースし無効にする効果を持っています。
このカード1枚で墓地利用を完全に封じることができるので決まれば相手に大きなダメージを与えることができます。
ただし、自分の墓地も除外されるので考えなしに出すのはおすすめしません。
ここぞという時に出すのがいいでしょう。
(2)の効果でカードを破壊する効果を無効にでき、「ブラック・ローズ・ドラゴン」を出せるので制圧にも向いています。
天穹覇龍ドラゴアセンション
シンクロ・効果モンスター
星10/光属性/ドラゴン族/攻 ?/守3000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
このカードの攻撃力は自分の手札の数×800ポイントアップする。
フィールド上のこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
このカードのシンクロ召喚に使用したシンクロ素材モンスター一組が
自分の墓地に揃っていれば、その一組を特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
「天穹覇龍ドラゴアセンション」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
手札の数だけ攻撃力を上げる効果、相手によって破壊され墓地へ送られたときシンクロ素材1組を蘇生する効果を持つモンスターです。
普通にアタッカーとして採用するなら「フルール・ド・バロネス」や「相剣大公-承影」の方が安定します。
このカードを採用するなら手札が増えやすいデッキやシンクロ素材の蘇生効果で大量展開し後続の展開に利用したいときに利用するといいでしょう。
効果を無効にされたら攻撃力が0になってしまうので能動的に破壊を狙うのもいいでしょう。
相剣大公-承影
シンクロ・効果モンスター
星10/水属性/幻竜族/攻3000/守3000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):除外されているカードの数×100だけ、このカードの攻撃力・守備力はアップし、
相手フィールドのモンスターの攻撃力・守備力はダウンする。
(2):このカードが効果で破壊される場合、代わりに自分の墓地のカード1枚を除外できる。
(3):カードが除外された場合に発動できる。
相手のフィールド及び墓地のカードをそれぞれ1枚ずつ選んで除外する。
除外カードの枚数に応じて自身を強化し相手モンスターを弱体化させる効果、
効果で破壊されるとき墓地のカードを身代わりにする効果、
カードが除外されたとき相手のフィールド、墓地のカード1枚づつ除外する効果を持つモンスターです。
除外を多用するデッキには相性が良く特に「金満で謙虚な壺」や「強欲で貪欲な壺」は採用率が高いので自分または相手が発動していれば爆発的な火力を得ることができます。
(2)の効果の破壊耐性や(3)の除去効果も優秀で身代わり効果を使った後にそのまま除去ができます。
身代わり効果は墓地にカードがあれば回数制限なく利用できるので【相剣】以外にも様々なデッキで活躍が期待できます。
時械神祖ヴルガータ
シンクロ・効果モンスター
星10/闇属性/天使族/攻 0/守 0
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードは戦闘・効果では破壊されず、
このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
(2):EXデッキから特殊召喚したこのカードが戦闘を行ったダメージステップ終了時に発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て除外する。
この効果の発動後、ターン終了時まで相手が受ける戦闘ダメージは半分になる。
(3):このカードの(2)の効果を発動したターンのエンドフェイズに発動する。
その効果で自分が除外したモンスターを可能な限り相手フィールドに特殊召喚する。
【時械神】の共通効果、戦闘を行ったダメージステップ終了時に相手のモンスターをすべて除外する効果、
エンドフェイズにこの効果で除外したモンスターを相手フィールドに特殊召喚する効果を持つモンスターです。
戦闘したら相手のモンスターをすべて除外できるうえに帰還する際も特殊召喚されるので
召喚条件があるモンスターは完全除去ができます。
(3)の帰還効果はこのカードがフィールドにいる場合に発動するので
メインフェイズ2に各種素材にすればそのまま除外したままにできます。
ちなみに【時械神】という名がついていますが、【時械神】とは相性が全く良くなくシンクロ召喚にはレベルの調整が必要なうえに、
デッキに戻る効果が無いので他の【時械神】のリリース軽減ができなくなるので全くかみ合いません。
まとめ
汎用性が高いレベル10のシンクロモンスターの紹介でした。
デッキ構築に悩むデュエリストの皆さんの参考になれば幸いです。